去勢手術
4月中旬。
迷いに迷った末にタローが2歳を迎えるのを前に去勢手術を行なった。
手術から10日あまりが経過した現在、経過良好で若干の腫れはあるものの傷口は塞がりタローは以前と変わらない元気を取り戻している。
桜の前で良い笑顔
葛藤があった末の決断だったので気持ちの整理の為、次に犬を迎える時の為に現在の思いを残しておく。
そもそも個人的に去勢手術は犬の精神、肉体にデメリットが多いと考えており手術をするか否かは一年以上前から迷っていた。
それでも去勢手術に踏み切った理由は2つ。
①停留睾丸(両丸)であること
②未去勢雄に対して攻撃的になってしまう事
①については正常な睾丸と比べ腫瘍化するリスクが高く、また、タローの睾丸は腹腔内にある為、腫瘍化した場合に発見が遅れる事を危惧した。
②については本人(本犬?)が衝動を抑えきれない。また、私達が制御しきれず突発的に喧嘩になってしまう事が続いた。
②を去勢手術の理由にはしたくなかったのだが最終的に手術へ踏み切るきっかけになってしまった事が残念でならない。
自分のスキル不足でタローに負担をかけてしまい本当に申し訳無い。
ヤンキー化にはもっと気長に付き合っても良かったかなあ…と今も葛藤が残る。
今後、タローの体内から男性ホルモンがなくなる事で考えられる弊害とうまく付き合っていかなくてはいけない。
肉体的面では心配されるのは骨量、筋肉量の減少だろうか。
骨量については成長の止まる時期を過ぎているので大きな影響はないと思うが筋肉量は放っておけば減ってしまうだろう。
股関節に問題が出る危険性が高い犬種なのでしっかりと運動させて身体を維持させたい。
癌についてもリスクが高まるとの研究結果があるこれもゴールデンレトリーバーではリスクの高い病気。日頃から身体中を触っていち早く異常に気付けるようにしなくては。
これは普段からベタベタしてるから大丈夫かな?
精神的面での影響は未知の部分が大きいがタローが自信をなくしてしまうような事がないように出来る限り色々な事を楽しく体験できるようにサポートしていきたい。
本格的に変化が現れるのは数ヶ月後だろうか?
なんと手術に立ち会う事が出来た
開き状態のタロー
慣れないエリカラに不満顔
手術2日後の痛々しい傷跡
僅か一週間でココまで回復
犬の治癒力恐るべし
腹毛が禿げてて滑稽な犬
術後の回復は順調で通常モードの散歩を解禁(走る跳ねるはまだ禁止)
いちばん心配していたのは活発で天真爛漫な性格が変わってしまう事だったのだが今のところ以前と変わらぬ元気なタロー。
これからも元気一杯に楽しく過ごせますように。
悩みは尽きない
親戚犬が大勢集まると聞いて山梨のドッグランwoofへと出かけた。
タローが喧嘩をして以来、久しぶりのドッグランだった。
少しずつではあるがタローと訓練をしてきたし親戚犬がいればなんとか課題をクリアできるかもとの淡い期待があった。
しかし、その結果は上手くはいかなかった。
タローは超大型と喧嘩。タローも相手の犬も傷を負った。
ドッグランに入ってすぐに未去勢の犬がいるのに気づいた。
そそくさとリードをつけて退出しようと出入口に向かった。
扉の開けようと少しの間タローから目を離した隙に右後ろから唸り声。
振り返った時には喧嘩が勃発してしまっていた。
危ない雰囲気に気づいていながら喧嘩を未然に防ぐ事が出来なかった。
油断していた自分の間抜けさに反省しきりである。
タローは決して気の荒い犬ではない。
大半の犬とは友好な関係を築くことが出来る。
一方で今回の様に喧嘩に発展してしまう事もある。
タローは天真爛漫な非常に活発だ。
同時に臆病な一面も持っており未体験事や一度経験した苦手な事には慎重な顔を見せる。
ここに雄犬としての主張が合わさる事で今回の件につながってしまった様な気がしている。
自信を持たせて臆病さを取り除く事で問題を解決できないかと考えているが中々難しい。
ひとりで解決するのには限界を感じ良いドッグトレーナーさんを探し中。
良い方が見つかるといいのだが…。
雪山シーズン終盤戦
3月に入り気温が10度を超える日チラホラ。
陽射しも少しずつ春めいてきた。
残り少ない冬を惜しんで2日連続で雪山トレッキングへ。
土曜日は白馬へ。
今年3度目のさのさかスキー場。
林を抜けて閉鎖したスキー場へと歩く。
小一時間で到着。
貸切ゲレンデを駆ける。
帰りは犬ゾリ。
日曜日は富士見パノラマへ。
今回は真面目に歩く。
山頂駅→入笠湿原→花畑→山頂→大阿原湿原→花畑→山頂駅のコース。
タローと2人なのであっという間に山頂に到着。
この後、普段行かない大阿原湿原に向かう。
こちらは殆ど登山客がおらず快適に歩ける。
湿原に到着。
誰もいなかったのでタローをフリーにしてひと遊び。
ちょっと遠いけど中々良いかも。
帰り道のビューポイント。
うしろには八ヶ岳。
マナスル山荘まで戻って昼食。
まだ早い時間(11時過ぎ)だったのでビーフシチューをゲット。
ここまでの工程でおよそ2時間。
運動不足の体にはちょうど良い運動量。
タローは珍しく疲れたようで足元で行儀よく待機。
疲れた犬はいい犬だの格言通り。
最後に記念撮影。
雪遊びが出来るのもあと少し。
あと何回行けるかな?
週末は雪遊び
今週も雪山。
到着したらワンコがいっぱい。
あのレオたんさんと代々木犬部の皆様。
早速あっちこっちにちょっかいを出す我が家の暴れん坊。
代々木犬部の皆様にお別れして山頂へ。
はい到着。
記念撮影って難しい。
誰か動いちゃうんだよな。
下山後、花畑斜面でひと遊び。
タロー悪い顔。
人のオモチャを奪っで得意満面。
もう直ぐ2歳だが今の所落ち着く気配はまるでなし。
翌日。
朝からタローがしつこく起こしてくるので仕方なく起床。
窓を開けると予想以上の天気でテンションが上がる。
勢い任せて以前から行ってみようと思っていた聖高原高原に散歩に出かける。
ろくに下調べもせずに出かけたので現地で情報収集。
どうやら遊歩道があるようだ。
とりあえず展望台を目指してみる。
道中は完全に貸切状態。
この遊歩道は圧雪されていない為、足が膝下までズボズボ埋まり歩くのに一苦労。
スノーシューは車に積んであったのに履いてこなかった。大失敗だ。
辺りの木々は白く凍りつき美しい。
課題である呼び戻しの練習をしながら進む。
レトリーブ練も何本か。
周りに犬がいなければなぁ…、と思うのだが本番はそういう訳にもいかないか…。
どうやったら犬がいる状況でも此方に集中してくれるようになるんだろう?
練習をしながら歩く事30分。
スキー場に出てしまった。
多分、山頂に見えるとんがった建物の辺りが展望台だろう。
スキー場を通って良いのかわからなかった為、ここで引き返す事に。
一応ここからの景色。
山頂からはどう見えるのだろうか?
帰りも練習。
戻って来る時の良い笑顔。
いつも元気。そこだけは100点満点。