思春期?
近所の河川敷。
最近の散歩はここに行くことが多い。
毎週のように通っていたドッグランで他犬と喧嘩をしてしまう事が続き、足が遠のいているからだ。
10月末に一歳半を迎えるタロー。
犬に対する振る舞いが以前と変わってきている。
半年前はどの犬に対してもいかにもにもパピーといった感じに振る舞い、どんな犬とも仲良くする事ができていた。
しかし、今はというと雄犬の気配を感じると背中の毛を逆立て、尻尾をたて自分は強いんだぞ‼︎と振る舞う。
強気な態度に向こうが折れてくれる場合はいいが折れない場合は喧嘩へと発展してしまう。
今のタローはまるで粋がった中学生のようだ。
タローがこのような態度に出てしまうのは何故なのか?
私が考えている要因は以下の4つ。
①未去勢ゆえのテストステロン分泌の増加
②喧嘩に勝った経験による攻撃性の強化
③雄犬との同居経験の不足
④服従訓練の不足
①はタローの月齢の場合、分泌されるテストステロンの量は成犬の5倍以上とされる。
一般に攻撃性にも影響あると言われるが実際の所はどうなのだろうか?
このところのタローの行動を観ていると影響がありそうな気はするが…。
ホルモンの分泌量は今後減っていくと考えられる為、月齢を重ねる事で改善される可能性はある。
去勢も選択肢の1つだが個人的には根本的な解決策ではないと思っている。躾、訓練で何とかしたいとの思いもある。
去勢については1度、獣医さんと相談してから考えたい。
②タローはよくドッグランにくる犬の中で1番大きく喧嘩になればほぼ勝つだろう。(当然その前に止めに入る)
何度かの喧嘩により自分が強い事を認識し、態度が大きくなっている節がある。
すっかり王様気分だ。
初めに喧嘩をさせてしまった事が悔やまれる。
③近所に犬が少なく犬と触れ合う機会が少ない。さらに未去勢の雄犬とのなると中々会う機会がなく、適切な距離感を学ぶことなく大きくなってしまった。
少しでも経験を詰めればと思い、散歩会に参加し始めた。
苦手な甲斐犬の男の子も参加して居るのでここで雄犬との上手な接し方を学ばせたい。
④服従訓練の不足については日々感じているところ。
これさえ完璧ならば他の要因などどうということはないのだが…。
現状の訓練レベルを「スワレ、マテ、オイデ」への従い具合で評価すると
家庭内 :ほぼ完璧
通常の散歩中 :ほぼ完璧
犬、人の居ない広場 :スワレは10m程度まで。
停座からのマテは距離で50m位。時間で2分程度が今の限界だろうか。遠距離でのオイデは9割程度。※鳥などに気をとられると無視する場合あり。
ドッグラン:スワレはなんとか出来るがマテは精度が低く長時間は無理。ごく近距離に限られる。オイデについてはほぼ無視をする。
ドッグランでの反応から分かるように、犬に対しての反応がとにかく強く、犬がそばに居ると飼い主が見えなくなる。
ここを何とかして飼い主がひと声かけたらどんな時でも意識をこちらに向けられる様にしたいのだ。
周りに犬がいる環境でも落ち着いて居られる様に少しずつ練習重ねなくてはいけない。
また、タローとの信頼関係がまだ不足しているのかもしれない。
頼れる飼い主になる為には日頃の接し方から見直す必要があるかもしれない。
まるでタローが凶暴な問題犬の様な書き方になってしまったが、普段のタローは若犬らしくヤンチャなところはあるものの、甘えん坊で優しい犬だ。人に対しては全く攻撃的なところはない。
あとは犬との付き合い方さえ学んでくれればいいのだ。
タローも私達もまだまだ発展途上。
一緒にじっくり学んでいこう。